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平成23年度 全国花き輸出拡大協議会 春季セミナー

植木・盆栽類を安全に輸出するための
正しい知識と対策に関する最新の研究結果等について

欧州での日本産植木・盆栽類の輸入停止が高まりつつある危機的状況に

kamakiri[1].jpg全国花き輸出拡大協議会では、植木・盆栽類の主要マーケットの1つであるベルギーで問題となっている輸入検査時の日本産植木・盆栽類から発見されている線虫について、昨年7月に開催した夏期セミナー(平成22年7月23日開催)において、これに関する知識の普及を行ったところです。(詳細はこちら
しかしながら、その後、様々な措置が講じられているものの引き続き同国での輸入検査で線虫が発見されており、これにより輸入停止措置の可能性が一層高まっております。

最新の線虫対策の研究結果の発表等のセミナーを実施

そこで、当協議会では、この線虫問題に関する対策が現段階で急を要する重要な課題であると考え、以下のとおりセミナーを開催いたします。農林水産省消費・安全局植物防疫課より植木・盆栽類の輸出に当たっての留意点や、前回のセミナーでご講演いただいた柴田忠裕氏(千葉県農林総合研究センター)から最新の線虫対策の実証試験の結果等についてご説明いただきました。(LinkIcon柴田氏の講演内容はこちら

また、輸出促進に関しまして、農林水産省花き産業振興室との意見交換の場も設け、参加者との活発な意見交換がされました。


開催概要

開催日時:

平成23年5月26日(木) 13:30~16:30(開場:13:15)

開催場所:

メルパルク東京 4F 孔雀の間 
住所:東京都港区芝公園2-5-20

開催の様子: 

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冒頭、農林水産省生産局生産流通振興課花き産業振興室長 佐分利 応貴 氏より、『ドラえもん「苦労みそ」のあるが、このみそを食べると苦労するが、苦労しただけ成長をするという話がある。輸出においても、円高、原油高、東日本大震災と大変厳しい時代にある。大変厳しい時期ではあるが、今こそ輸出に向けて頑張ってきたいと思う。苦労ある今だからこ、後世に恥じないように取り組んでいきたいと思う。』と述べられた。


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農林水産省 消費・安全局植物防疫課 生産安全専門官 角屋 竜雄 氏より、植木・盆栽類の輸出における検疫の基本的な内容から各国の条件についてご説明いただくとともに、近年問題となっているベルギーに端を発した欧州向けの植木・盆栽類の線虫問題に関するこれまでの経緯と最新情報についてご説明いただいた。


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そして、千葉県農林総合研究センター 花植木研究室 室長 柴田 忠裕 氏により、2009年から実施されている「農林水産省実用技術開発事業」の最新の研究結果である、線虫防除技術、生産技術、輸送技術、現地実証試験等についてご説明をいただいた。 

講演資料はこちら(PDF)3.85MBLinkIcon
LinkIcon柴田氏の講演内容はこちら

<講師プロフィール> 
千葉県農林総合研究センター 花植木研究室 室長 柴田 忠裕 氏
略 歴
・1955.2.21千葉県生まれ、1977年新潟大学農学部卒業、1980年同大学大学院農学研究科卒業、1981年千葉県入庁、農業試験場花植木研究室配属、以降所属名は幾度か変わったものの、現在に至るまで一貫して花植木関係の研究に従事
・観葉植物の光環境条件の解明や開花調節技術の開発、コニファー類の特性解明と生産技術及び利用技術の開発、新形態の緑化素材「マット植物」の開発と屋上緑化技術の開発研究にあたる
著 書
・コニファーガーデン(NHK出版)、コニファーズブック(グリーン情報出版)、コニファー(誠文堂新光社)、庭木・花木の殖やし方(家の光出版)
・花図鑑・樹木(草土出版)、ガーデン植物大図鑑(講談社)、鉢物栽培技術マニュアル(誠文堂新光社)、睡眠庭園(大栄出版)、標準技術体系・花卉編(農文協)、庭木・花木・コニファー(誠文堂新光社)、宿根草の開花調節(いしずえ出版)、はじめての草花づくり(家の光出版)、屋上緑化&壁面緑化(講談社)、建物緑化事典(産調出版)、立体緑化による環境共生(ソフトサイエンス社)、日本花名鑑(アボック社)etc. 以上共著

最後に、農林水産省 生産流通振興課花き産業振興室長 佐分利 応貴 氏により、これまでの輸出促進に関する国の取り組みについての説明があった後、参加者との活発な意見交換会が行われた。
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