植木・盆栽類を安全に輸出するための正しい知識と対策

IMG_8746.png平成20年7月以降に主要マーケットの一つであるベルギーの輸入検査において日本産植木・盆栽類から線虫が発見されたことを契機に、輸入停止措置の可能性が高まっています。
 これに対し、日本において、様々な措置が講じられているものの、引き続き同国での輸入検査で線虫が発見されています。
今後、ベルギーのみならず欧州での日本産植木・盆栽類の全面輸入停止措置の発展の恐れが、日に日に現実味を帯びてきており、早急の対応が必要とされています。
 そこで、当協議会では、この線虫対策問題が早急に対応すべき緊急の課題として、平成23年5月26日に開催した春季セミナーにて、千葉県農林総合研究センター 花植木研究室 室長 柴田 忠裕 氏をお招きし、2009年から実施されている「農林水産省実用技術開発事業」の最新の研究結果である、線虫防除技術、生産技術、輸送技術、現地実証試験等についてご講演いただきました。
 本ホームページは、同氏にご了解いただき、その内容について取りまとめたものです。輸出用の樹木・盆栽の生産者や輸出者の幅広い活用をお願いいたします。

講演資料はこちら(PDF)3.85MBLinkIcon


農林水産省実用技術開発事業

植木・盆栽類の輸出促進に向けた線虫対策及び生産・輸送技術の開発
研究期間:2009~2011年度

【構成メンバー)

  • 千葉県農林総合研究センター
  • 埼玉県農林総合研究センター
  • 中央農業総合研究センター
  • 森林総合研究所
  • 有限会社ネマテンケン
  • 横浜植木株式会社
  • 千葉県植木生産組合連合会
  • 埼玉県輸出盆栽研究会


<講師プロフィール> 
千葉県農林総合研究センター 花植木研究室 室長 柴田 忠裕 氏
略 歴
・1955.2.21千葉県生まれ、1977年新潟大学農学部卒業、1980年同大学大学院農学研究科卒業、1981年千葉県入庁、農業試験場花植木研究室配属、以降所属名は幾度か変わったものの、現在に至るまで一貫して花植木関係の研究に従事
・観葉植物の光環境条件の解明や開花調節技術の開発、コニファー類の特性解明と生産技術及び利用技術の開発、新形態の緑化素材「マット植物」の開発と屋上緑化技術の開発研究にあたる
著 書
・コニファーガーデン(NHK出版)、コニファーズブック(グリーン情報出版)、コニファー(誠文堂新光社)、庭木・花木の殖やし方(家の光出版)
・花図鑑・樹木(草土出版)、ガーデン植物大図鑑(講談社)、鉢物栽培技術マニュアル(誠文堂新光社)、睡眠庭園(大栄出版)、標準技術体系・花卉編(農文協)、庭木・花木・コニファー(誠文堂新光社)、宿根草の開花調節(いしずえ出版)、はじめての草花づくり(家の光出版)、屋上緑化&壁面緑化(講談社)、建物緑化事典(産調出版)、立体緑化による環境共生(ソフトサイエンス社)、日本花名鑑(アボック社)etc. 以上共著